重なりの家

家族への想い、
仕事への想い、
仲間への想い、
自然への想い、
地への想い、

暮らしへの志向が重なり合い、
豊かな空間で 
豊かな時間を生む 
豊かな住まい 

牧歌的で静かな環境にある広大な敷地はクライアントの要望である、事務所と住まいを兼ね備える為に必要充分な広さでした。
角地の敷地の中央には1mくらいの段差があります。


来客の車はメインの道路から駐車し、家族はプライバシーを確保できるように車は側道からのアプローチにしています。建物は一体感がありつつ、使い方に応じてそれぞれの空間にストレスがないように考えて行きました。

敷地の段差は幅広いステップを設けてゆったりと上り下りできるようにしました。
中央の建物へのエントリーは植物を楽しみながら導かれるようにクランクして建物に辿りつく感覚はまるで初めて訪れた旅先のリゾートホテルのようです。

オフィスゾーンは来客とスタッフの動線を無駄なく同じ空間を共有しつつもセパレートされたレイアウトにして、来客対応のし易さやバックヤードではリラックスしやすい環境作りに配慮しました。

毎日家族が一番長く過ごすリビングは外部のテラスとつなげて視覚的にも空間の広がりを作っています。
このテラスからは自然の山々を感じながら家族や友人達とのBBQやジャグジーを楽しめます。

このテラスからは自然の山々を感じながら家族や友人達とのBBQやジャグジーを楽しめます。
この空間が一番の心地良い場所にするためにも食材の出し入れや片付けも大事な要素です。

屋外のようで室内と一体に感じられるからこそ利用頻度も上がり毎日家でただ住むではなく、毎日を楽しむように暮らすのも実現できます。

階段を上がりながら空や光を感じ、ホールからは周囲の視線を気にせずに季節の移ろいを眺めて過ごせます。
互いの目的を自然に配慮しながら思いやる気持ちからできた住まいです。